皆様がイメージするブラジルとはどんな国でしょうか?
現在はネットで『ブラジル』と引けば画像なり情報なり簡単に出るようになりましたが、
かつてインターネットがない時代に住み始めた私には
ブラジルのイメージは「アマゾン・サッカー・カーニバル・コーヒー」くらいでした。
よって、自分が住むことになったサンパウロのイメージは全く想像ついていませんでした。
ブラジルは南アメリカ大陸内で世界最大級の面積を誇る国の1つであることは、地図を見れば一目瞭然です。
実際、世界第5位の国土を有し、日本の22.5倍に相当します。ただし、領海を含めると日本の方が広くなり、ブラジルとの順位は逆転します。
今回は、ブラジルについて簡単に紹介していきたいと思います。
ブラジルの首都はブラジリアです。リオデジャネイロでもサンパウロでもありません。
この国の元首は大統領制で、連邦共和制国家であるブラジルは、連邦政府直轄地域(略称DF)と、26の州に分かれています。
各州はアルファベット2文字を用いた略称が与えられ、日本の県庁所在地に該当する州都が置かれています。
かつての首都はリオデジャネイロでしたが、国内の大都市が主に大西洋沿岸に集中している理由により、連邦政府の機能を内陸部に移すために、1960年にブラジリアが建設されました。
しかし、ブラジリアは連邦政府の機能の拠点であり、観光客が見るようなところは殆どありません。
そして経済・金融・文化の中心地はサンパウロにあります。
特にサンパウロ市内と近郊都市の人口は2000万人を超え、南半球最大の都市圏となります。
日本からブラジルに飛ぶ場合、最短ルート(北米・ヨーロッパ・中東で1回の経由地)から寄り道をしなければブラジル最大の国際空港であるサンパウロのグアルーリョス空港から入国することになります。
一般的に、ブラジルの州都の表記には「市町村名-州の略称2文字」という形式が用いられます。たとえば、マリア・アンドレーアが住む「サンパウロ州(SP)サンパウロ市」を表記する場合、それは「São Paulo-SP」となります。
州の略称は住所表記やニュース報道などで使用され、同じ名前が重複するサッカークラブの名前を区別する為にも使用されます。
州の略称を全部覚える必要はありません。
他の都市に行かない限り、または郵便物を送るとかしない限りはコードを覚える必要はなくても生活できます。
今回は以上となります。
このサイトでは、このサイトの主人公であるブラジル人少女「アンドレーア」をきっかけに、ブラジルや南米についてご興味をもらっていただきたくコラムを書いております。
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